本学学生による情報発信がきっかけとなり、2021年に各学部・部署の垣根を越えた教育職員・事務職員、フェローから構成される部署横断型のワーキンググループを設置し、「生理の貧困」に代表される生理に関する経済的な問題やジェンダー問題の解決に向けて、取り組みを行いました。
生理用ナプキンの無料化を実現するサービス「OiTr」を関西の大学で初めて導入した他、京都市、オイテル株式会社、本学で連携し、公立小中学校・高等学校へ「OiTr」を試行的に設置しました。
また、生理について正しい情報を得てオープンに話すきっかけとするため、生理に関する情報発信・啓発等を行いました。
生理は避けられない現象にも関わらず、「恥ずかしい、知られたくない」などの生理にまつわるスティグマ(恥とみなされること)や忌避感・嫌悪感が存在しており、社会的にタブー視されている現状があります。
詳細は下記の調査結果(公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン実施)をご覧ください。
生理について正しい情報を得てオープンに話すきっかけとするため、情報発信・啓発動画を製作し、生理用ナプキンの無料化を実現するサービス「OiTr」に設置されたディスプレイにて配信しています。
動画は下記のページから視聴できます。
「吸収型ボクサーパンツOPT」等を開発した(株)Reboltの共同代表である下山田志帆さんと内山穂南さんを講師として招聘し、スポーツやジェンダーの視点を含めて生理との向き合い方や自身の経験等について講演していただきました。
講演会の様子は下記のページから視聴できます。
講演会の様子
吸水型ボクサーパンツOPTを紹介する内山さん
学内にあるOiTrの詳細な設置場所を示したキャンパスマップを製作・公開しています。