龍谷大学に在籍する学生が地域連携活動に関わりを持ち、卒業後も地域と関わりを持ちながら、よりよい社会と自らの人生を創り出すことのできる人間に成長するために教育事業を展開しています。
また、キャンパスが立地する京都、滋賀を中心に行われている、正課、正課外の活動のサポート、学外団体、企業等とのマッチングを行っています。
学内外を問わず様々な活動のきっかけやヒントとなるよう、本学における地域連携活動の様々な事例を集めたWEBサイト、「地域連携シーズバンク『with Dragon』」を開設しています。
また、学内の社会連携の取り組みをタブロイド形式で『EFFECTOR』として発行。気軽に手に取り地域連携に学生が触れられるよう発信しています。
学生が学部の枠を越えて取り組むCBL(コミュニティベーストラーニング)を展開しています。
学生がうどんづくりを通じて地域住民と交流し、地域連携活動への関心を高めることを目的として、地域デビュープログラム「町家deうどん」を開催。多世代・多文化交流の場となっています。
2017年度からは、京阪ホールディングスと連携し、「京阪沿線活性化プロジェクト」を実施。公募により集まった学生が協働して、地域活性化プランを提案しています。
地域連携活動で負担となる学生の交通費をサポートする制度。2017年度に、対象を京都市内の地域に限定してパイロット事業としてスタート。2018年度からは、学内資金を使って、全地域を対象にサポートしています。
龍谷大学独自の資金で実施する、学生の正課外における自主活動及び地域と連携した社会貢献活動を支援する助成を行っています。書類審査や面接審査を経て、採択団体には最大30万円の支援をしています。
龍谷大学学生ベンチャー育成事業実施20年目の節目となる2020年度から、 “誰一人取り残さない”持続可能な社会に向けて、社会問題を身近なところから考え、ビジネスの手法での解決を目指した「社会起業家育成プログラム」を始動します。数々のソーシャルビジネスを立ち上げてきた専門家等からの直接のレクチャーを受け、起業方法やビジネス手法などが学べる実践型のプログラムです。
龍谷IPは、新たな教育プログラムの創出により、本学の教学促進・充実を図ることを目的とした、大学改革及び教育改革・教育改善に資する取組を支援する事業であり、本取り組みは2022年4月~2025年3月の期間で採択されています。
2021年度からキャンパスの授業時間割が統一され、3キャンパスをまたがった授業の展開が可能になったことから、①本学の大宮、深草、瀬田キャンパス間で、共時性・双方向性を重視した受講体験価値を創造するための機器等の開発、②VRによる教材開発、③海外大学との交流型講義の開発に着手しました。
2022年度は主に①と③について取り組みました。①については、外部企業の協力を得てUI・UXに関するワークショップを行うとともに、本学を卒業し、経営者・起業家として活躍するセンパイを深草キャンパスに招いた講演会「龍谷大学 おしえて!センパイ プロジェクト」においては、プロトタイプを使用し開催しました。複数のキャンパスを、複数画面で共時的に接続し双方向でコミュニケーションを取るための機器について、本格導入に向けた取り組みを進めています。
③については、本学同様仏教を基盤とする台湾の南華大学と、本学学生有志で、互いの大学の利他的取り組み、関心を持つ社会的取り組みや課題をテーマに交流する、ワークショップを実施しました。
「龍谷大学 おしえて!センパイ プロジェクト」の様子