人類共通の課題であり、大学としての責任でもある、SDGsが掲げる「誰一人取り残さない、持続可能で多様性と包摂性のある社会」を実現するために、新たな価値創造に寄与する社会的インパクト、ローカルインパクトの価値を社会の中で定義し、地域に存在する自然資本、文化資本、人的資本、社会関係資本に様々な資源を結合し、実装を図り、そのために人材を育成する。
龍谷大学に在籍する学生が地域連携活動に関わりを持ち、卒業後も地域と関わりを持ちながら、よりよい社会と自らの人生を創り出すことのできる人間に成長するために教育事業を展開しています。
3ZERO Clubは、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス教授が提唱するビジョンを達成するためのイニシアチブです。
3ZERO Clubの使命は、若者が起業家精神を持ち、考え、創造し、主導し、現代の最も差し迫った社会的・環境的問題を解決できるようにすることです。
参加者が5名のグループで相互に学び合い主体的に行動しながら、全世界の他のクラブとのネットワーキングを通じて共に学び、サポートし合い、行動します。
ソーシャル企業認証制度(通称、S認証)とは、ESG経営や社会課題の解決を目指す企業に対し、経営方針や事業内容、社会的インパクトなどを基準に、評価・認証を行う制度です。企業活動の社会的インパクトをみえる化し、社会課題に取り組む地域企業の成長を支えることで、地域社会におけるソーシャルマインドの醸成及び持続可能な地域社会の実現を目指します。また、認証制度を軸とした企業・消費者のエコシステムを構築し、地域経済の持続的成長に繋げます。
本制度において、第3者機関としてソーシャル企業認証委員会をセンターの下に設置しています。大学の各分野の専門家、及び経営、会計、行政の有識者から構成される本委員会では、一般社団法人ソーシャル企業認証機構から委託を受け、各企業・団体の社会性及び社会的インパクトについて、公平公正に審査を行っています。
センターの下に、社会課題に向き合い、解決に向けた取り組みを行うワーキンググループを設置しています。本ワーキンググループは各学部・部署の垣根を越えた教育職員・事務職員から構成されている部署横断型のワーキンググループです。
2021年6月の設置以降、「生理の貧困」に代表される生理にまつわる経済的な問題やジェンダー問題の解決に向けて、取り組みを行っています。